今年もNHK、Eテレで、青春舞台2012が放送されました。
高校演劇全国大会の放送です。
最優秀高は青森中央高校、「もしイタ」
弱小野球部がイタコで沢村栄治を呼び寄せ、甲子園を目指すと言う
かなりコミカルな内容ですが、流石に最優秀高、最後はグッと引き込まれます。
特長なのが、舞台セット、音響、衣装、を使っていない所。
見る側の想像力によって全てが補われます。
これは、福島の内容にも触れている為、どんな場所でも公演できるようにとか?
(定かではありません笑)
暗転やセットの入れ替えがない分、とてもテンポの良い仕上がりになっています。
町の風景や、人のシーンもまるでコンテンポラリー見たいで、迫力がありました。
とにかくこの大会に勝ち残る高校は皆甲乙つけ難く、
どの舞台も素晴らしい物ばかりです。
番組では1時間ドキュメンタリーで、1時間最優秀校の公演でした。
二年前までは、優秀、最優秀含めた4校全て放送していたのに、、、
彼ら高校生にとって、同じ戯曲で同じメンバーでの公演は、
数限られています。
上位高の作品ぐらい流してやれよNHK!!
毎年楽しみにしているのですが、自分が高校時分に戻ったかの様に、
熱い思いがこみ上げますね。
彼らの為に、そして僕の為に、来年こそは4校全部の放送を切望します。
その為には、皆が関心を持つ事かと。
これを読んで興味沸いた方は、来年是非観てみて下さい。
ちなみに再来年の60回大会は滋賀県で開催予定らしいので、
是非とも生で観に行こうと思います。
やっぱり舞台は生で観ないとね!